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もうすぐサマソニ! 注目のアーティストをピックアップ!【Justice】

「SUMMER SONIC 2017」の開催まであと1週間を切り、待ちきれないという人も多いハズ。今回は東京は19日、大阪は20日に出演するエレクトロ・スター。00年代にダンスミュージックとロックの壁をぶち壊し、エレクトロミュージックを新たなレベルに引き上げたJUSTICE(ジャスティス)をフィーチャー!

▽前回のAXWELLΛINGROSSO編の記事はコチラから

00年代のフレンチエレクトロムーヴメントの立役者!

Justice – Waters Of Nazareth – †

Daft Punk(ダフトパンク)の元マネージャーであるPedro Winter(ペドロ・ウィンター/Busy P名義の活動でも知られる)が設立したレーベル:Ed Bangerの2000年代の猛威は、JUSTICEを発掘したことによって始まったと言っても過言ではないだろう。

設立当初より型にとらわれない気鋭アーティストの作品を次々と発表していたEd Bangerは、彼らを輩出したことでフレンチエレクトロをネクストレベルに引き上げただけではなく、彼らの音楽の革新性を世界中に認めさせたのだ。

Justice – Never be alone

JUSTICEのキャリアのスタートは、2003年にSimian Mobile Disco(シミアン・モバイル・ディスコ)らと共作した“Never Be Alone/Steamulation/Anything Is Possible(Chateau Flight Remix)”。そして、2005年の“Water Of Nazareth”でアンダーグラウンドシーンに大きな楔を打ち込んだ。

十字架を背負い、新時代のエレクトロミュージックを布教

Justice – D.A.N.C.E. (Official Video)

Ed Banger、そしてJUSTICEの名を一躍世界中に知らしめたのが、2007年リリースした1stアルバム「†(クロス)」。

当時のダンスミュージックシーンは、大きなムーヴメントが久しくなく、新しいヒーローの登場を渇望していた。そんな停滞しているシーンに颯爽と(以前からコアなリスナーから注目は集めていたものの)登場した2人に世界中は熱狂した。

エレクトロニックミュージックにロックのダイナミズムが注入され、ロマンティックなメロディラインや独創的なアレンジ、エディットが至る所に注がれている。収録曲のなかでも特に“D.A.N.C.E.”は、いまでも彼らを象徴する1曲として有名だ。

この曲は、かのマイケル・ジャクソンへのトリビュートソング。ロンドン少年聖歌隊のかわいらしいコーラスとキャッチーなメロディラインが印象的だが、歌詞には“A.B.C”や“P.Y.T”“Black or White”などマイケルの曲名が散りばめられている。

Justice – Stress (Official Video)

ロックとエレクトロミュージックの蜜月が再び!

Justice – AUDIO, VIDEO, DISCO. (Official Video)

「†(クロス)」から4年。すでにエレクトロ~ダンスミュージックシーンの熱狂は、冷めていた。人々は熱しやすく、飽きやすく、シーンの移り変わりは激しいもの。2011年当時はアメリカを中心にEDMムーヴメントが起きていた時期。そんな変遷をJUSTICEの2人が見越していたかどうかは不明だが、前作とはまったく異なる作風の楽曲を発表した。

本人たちも「前作が都会の夜なら今作は田舎の昼」と表現した「AUDIO, VIDEO, DISCO」は、より抒情的に感情の表現も大きな振れ幅を持ちつつも、プログレッシブ(革新的~進歩的)で壮大な作品に仕上がっている。

Justice – Civilization (Official Video)

とは言え、踊れない、牧歌的といった批判は的を外れている。UKの女性シンガー:Ali Love(アリ・ラブ)など多彩なゲストボーカルが参加したアルバムは、よりポップに洗練されたエレクトロニックミュージックとなり、前作のイメージを払拭することに成功した。

円熟期を迎えたフレンチエレクトロ界の旗手

JUSTICE – FIRE

そして、JUSTICEは5年後にまた作風を刷新する。2016年11月にリリースした3rdアルバム「Woman」だ。

全体的な世界観はエレクトロ・ディスコ~ファンク。かつての荒れ狂うアッパーなサウンドは鳴りを潜めるが、生音との融合が多く、「AUDIO, VIDEO, DISCO」より多くのボーカルを起用。

ゴスペルやソウルミュージックのテイストが感じられるレイドバックしたサウンドは、初期の歪んだディストーションによる直線的なエネルギーではなく、内に秘めた力強さがある。

JUSTICE – ALAKAZAM !

JUSTICEの魅力は何と言っても、作品ごとにまったく異なる作風を発表し、フレッシュなサウンドで常に驚きを与えてきてくれたことだ。

結果論にはなるが、1stアルバム「†(クロス)」でのサウンドはあくまで彼らの世界観の一旦に過ぎない。あまりにも強烈な異彩を放っていたため、いまだに「†(クロス)」の文脈で語られることが多いが、エレクトロを軸にした斬新なアプローチこそが最大の武器だ。

そして、なにより魅力的なのは、彼らが“バンド”であること。ライヴではアルバムとはまったく異なるアレンジで魅了してくれる。実際、今年のマイアミ「Ultra Music Festival」では、初のLIVE STAGEで圧巻のパフォーマンスを披露していた。

そして、今回。「サマソニ」では、一体どんなステージを見せてくれるのか。想像は尽きないが、きっと予想を裏切り、期待を上回るパフォーマンスで盛り上げてくれるはずだ。

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EVENT INFORMATION

Calvin Harris – Feels (Official Video) ft. Pharrell Williams, Katy Perry, Big Sean

8月19日(土)〜20(日)

OPEN:9:00(東京)、10:00(大阪)

東京・ZOZOマリンスタジアム幕張メッセ大阪・舞洲 SONIC PARK(舞洲スポーツアイランド)

【1日券】(東京)¥16,500 (大阪)¥14,000
【2日券】(東京)¥30,500 (大阪)¥25,500
【プラチナチケット】(東京)¥30,000 (大阪)¥25,000

ALL

ACT:(TOKYO・19日)
(MARINE STAGE)CALVIN HARRIS, BLACK EYED PEAS, 5 SECONDS OF SUMMER, UVERworld, CHARLI XCX, 堂本剛, JOSE JAMES, HEY VIOLET, PIKO TARO(ピコ太郎
(MOUNTAIN STAGE)KASABIAN, PHOENIX, Suchmos, ZARA LARSSON, DUA LIPA, COMMUNIONS, HIGH TYDE, SUNDARA KARMA
(SONIC STAGE)JUSTICE, ABOVE & BEYOND, BLOOD ORANGE, KUNGS, DECLAN MACKENNA, KALEO, LANY
(RAINBOW STAGE)Miwa, 欅坂 46, Mrs.GREENAPPLE, SILENT SIREN, HYUKOH, ミオヤマザキ, Kero Kero Bonito, amazarashi
(BEACH STAGE)東京スカパラダイスオーケストラ, TUXEDO, HONNE, KEHLANI, 大森靖子, BRADIO, ベッド・イン
(GARDEN STAGE)JUANA MOLINA special guest YOSHIE NAKANO (EGO-WRAPPIN’), MR JUKES, LAST TRAIN, Nulbarich, Rei and more
(ISLAND STAGE)Huiting Chen, #GBOYSWAG

(TOKYO・20日)
(MARINE STAGE)FOO FIGHTERS, MAN WITH A MISSION, ROYAL BLOOD, ALL TIME LOW, CIRCA WAVES, THE STRUTS
(MOUNTAIN STAGE)AXWELL Λ INGROSSO, KESHA, G EAZY, DAYA, RICK ASTLEY, Little Glee Monster
(SONIC STAGE)SUM41, GOOD CHARLOTTE, PENNYWISE, NEW FOUND GLORY, Fear, and Loathing in Las Vegas, BLUE ENCOUNT, TOTALFAT, opening act:PassCode
(RAINBOW STAGE)クリープハイプ, BAND-MAID, You Me At Six. Xmas Eileen, Mili, さユり
(BEACH STAGE)R3HAB, BIG GIGANTIC, Breathe Carolina, パスピエ
(GARDEN STAGE)EGO-WRAPPIN’, POND , WHITNEY, WONK
(ISLAND STAGE)The Sam Willows, Wicked Aura, Yoja Jiang, The Next Door Band

(OSAKA・19日)
(MARINE STAGE)FOO FIGHTERS, MAN WITH A MISSION, マキシマム ザ ホルモン, ROYAL BLOOD, ALL TIME LOW, CIRCA WAVES, THE STRUTS
(MOUNTAIN STAGE)AXWELL Λ INGROSSO, KESHA, G EAZY, DAYA, RICK ASTLEY, Little Glee Monster
(SONIC STAGE)SUM41, GOOD CHARLOTTE, PENNYWISE, NEW FOUND GLORY, Fear, and Loathing in Las Vegas, GRANRODEO, Nothing’s Carved In Stone, opening act:PassCode
(WHITE MASSIVE)FLOWER FLOWER, indigo la End, BIG GIGANTIC, BAND-MAID, You Me At Six, NAMBA69, Xmas Eileen, locofrank, 夜の本気ダンス

(OSAKA・20日)
(MARINE STAGE)CALVIN HARRIS, BLACK EYED PEAS, 5 SECONDS OF SUMMER, UVERworld, CHARLI XCX, 堂本剛, JOSE JAMES, HEY VIOLET, PIKO TARO(ピコ太郎
(MOUNTAIN STAGE)LIAM GALLAGHER, PHOENIX, ZARA LARSSON, DUA LIPA, COMMUNIONS, ゲスの極み乙女。, HIGH TYDE, SUNDARA KARMA
(SONIC STAGE)JUSTICE, ABOVE & BEYOND, BLOOD ORANGE, 電気グルーヴ, KUNGS, DECLAN MACKENNA, KALEO, LANY
(WHITE MASSIVE)欅坂 46, KEHLANI, HONNE, DADARAY, Nulbarich, KANDYTOWN, ベリーグッドマン, FABLED NUMBER

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