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大切な仲間とあの感動をもう一度…ULTRA JAPAN 2018の舞台裏に迫る②

開催が間近に迫る「ULTRA JAPAN 2018」(9月15日(土)、16日(日)、17日(月・祝))。その神髄に迫るULTRA JAPAN 2018実行委員会インタビュー後編は、本祭のさらなる魅力とともに、「ULTRA JAPAN 2018」の見所、そして記念すべき5周年目にかける思いを聞いた。来るべき本祭をより楽しむためにも要必読!

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変わらぬこともまた進化、登竜門としてのULTRA JAPAN

今年で開催5周年を迎える国内最大級のダンスミュージックフェスティバル「ULTRA JAPAN」

——「ULTRA JAPAN」において譲れないポリシーは?
「ユーザー目線でいることですね。誰もが楽しく過ごせるよう、全てに対してクリエイティヴでいることを常に意識しています。それこそ導線や空間、音楽面以外でもあらゆるところまで。都内でスタンディングのイベントを開催するというのは本当に大変なビジネスなんです。来場者の方々がいかに快適に、楽しく過ごせるのか、それは最も大切にしている部分ですね」

——豪華なアーティストや装飾はもちろんのこと、ホスピタリティという面でも「ULTRA JAPAN」は素晴らしいと思います。会場はキレイですし、女性のためのレディースエリアも完備していたり。
「僕らとしても、みなさんが会場をキレイにしようと思う気持ちを重視していますし、そう思っていただけるよう様々な形でサポートしています。また、レディースエリアも大切なコンテンツのひとつです。女性のための施策ではありますが、その裏には女性が困っていたらみんなでカバーする、そういった意識をみなさんに持っていただければと思っています」

ULTRA JAPAN 2018実行委員会は誰もが楽しく過ごせるようユーザー目線でフェスを考え、全てに対してクリエイティヴでいることを常に意識している

——「ULTRA JAPAN」がスタートして4年、最も変化したことは何だと思いますか?
「難しい質問ですね……フェスの定説ですが、先鋭的なものがそのまま維持し続けることは困難なことだと思います。僕らはこのビジネスの捉え方として、当初から音楽好きだけでなく、ダンスミュージックに触れてこなかった人たちにもいかに音楽を届けるか、その門徒をどう広げるかを重要視していました。いわば、『ULTRA JAPAN』はダンスミュージックへの入り口としての役割もあると思っています。そういう意味では、裾野は広がったのかなと。初年度はダンスミュージックファンが『ULTRA』上陸に沸き、2年目、3年目は『ULTRA JAPAN』を体験しないとマズいという気運が生まれ、4年目はそれまでの3年間を経て、オーディエンスの思想も変わりました。ただ、それが『ULTRA JAPAN』の変化かと言われればそうではなく、『ULTRA JAPAN』としては変わらずにいることが大事であると思っています。進化しながらも初心を忘れず、変わらずにいること、それが重要であり、難しいことでもあります。ただ、あえて変化を挙げるとしたらファッション、そして音楽性は確実に変わりましたね」

——そのふたつは確かにそうですね。
「やはり、音楽面ではトラップとベースミュージックの存在が大きかったと思います。パフォーマンスに大きな緩急が生まれ、今は音楽の楽しみ方が変化している感覚はありますね。ただ、そんな世界の流れに目配せしながらも、日本人が好きなアーティストをブッキングしていく、そこは非常に意識しています」

ULTRA JAPAN 2018のラインナップに込められた想い

——例えば、今年のラインナップで言うと?
「Galantis(ギャランティス)にNicky Romero(ニッキー・ロメロ)、Jonas Blue(ジョナス・ブルー)、そしてZEDD(ゼッド)、彼らはメロディラインで勝負している、日本人が好むアーティストですよね。一方で、DJ SNAKEがいて、今年はトランスで攻めてくるであろうArmin Van Buuren(アーミン・ヴァン・ブーレン)など、音楽の多様性も届けたいと思っています。そういったバランス感はやはり必要ですよね」

——ResistanceにはNina Kraviz(ニーナ・クラヴィッツ)がラインナップされています。これは驚きでした。
「昨年Carl Cox(カール・コックス)を招聘し、アンダーグラウンドのサウンドを好む方々に大きなアプローチができました。そして今年、Carl Coxに続いて誰をラインナップするのか、勝負する上で彼女は最適なのかなと思っています。Nina Kravizは、『ULTRA JAPAN』含め、世界の『ULTRA』でも初出演でもありますし、改めてResistanceの奥深さを提示したいですね」

「ULTRA JAPAN 2017」に出演したダンスミュージックシーンの重鎮Carl Cox(カール・コックス)

——Carl Coxと言えば、昨年3日目の大トリとして出演されましたが、あのときは同時にMAIN STAGEでTiësto(ティエスト)、LIVE STAGEでUnderworld(アンダーワールド)とあり得ないようなラインナップが大きな話題となりました。
「あれこそ『ULTRA』でしかあり得ない瞬間だったと思います。それがビジネスとして正しいのか……という問題はありますけどね(笑)。歴代の『ULTRA JAPAN』の中でも最高のハイライトと言えるかもしれません。正直なところ、みなさんから“もう少しタイムスケジュールを考えてほしい”という要望もありましたが、そこはフェスあるある、ご了承いただければと(笑)」

同じく「ULTRA JAPAN 2017」に出演したEDMブーム火付け役Tiësto(ティエスト)

テクノ界の革新者であり長年世界的な人気を誇るUnderworld(アンダーワールド)も「ULTRA JAPAN 2017」を盛り上げていた

——ラインナップが豪華過ぎるだけに、タイムスケジュールを組むのも大変ですね(笑)。
「そこには国民性やカルチャー、様々な問題が関わってくるところでもあり、難しい部分でもあるのですが、僕らとしてはResistanceも含め、みなさんが楽しみにしているものを最適な条件のもとで届けたいと思っています」

5年目の ULTRA JAPAN、ダンスミュージックの素晴らしさを改めて…

毎年日本人だけでなく国外のダンスミュージックファンも数多く来場する「ULTRA JAPAN」

——いまや「ULTRA JAPAN」はどんな存在になったと思いますか?
「知名度で言えば、国内には長い歴史と確かな人気を誇るフェスがたくさんあり、『ULTRA JAPAN』はまだまだ足元にも及ばないと認識しています。ただ、そのような状況のなかでも、僕らはダンスミュージックの門徒拡大の登竜門になりたい。他のフェスに関係なく、ダンスミュージックの世界でNO.1のフェスをいかにお客さんに届けるか。どんな存在、ポジションにいるかではなく、ダンスミュージックの伝道師であり続けることが大事であり、そこは今後もこだわっていきたいですね。みなさんには、ぜひ会場で新しい体験や音楽に出会っていただきたいです。僕らは“ムーブメントからカルチャーへ”、を合言葉にこれまで『ULTRA JAPAN』を開催してきました。いつかはカルチャーとして認められるよう今後も邁進していきたいと思います」

単独公演でも大きな人気を博しているZEDD(ゼッド)が「ULTRA JAPAN 2018」に出演

——最後に、5年目を迎える「ULTRA JAPAN」の見所を教えてください。
「一番は、過去に単独公演でも大きな人気を博しているZEDDが『ULTRA JAPAN』のステージでプレイすることですね。これまでとは違うスケール感、日本最高峰の舞台は、彼のプレイをより一層素晴らしいものにしてくれると思いますし、それこそかねてから日本のオーディエンスに届けたかったことでもあるので、これは以前からずっとこだわっていました。その他にも、5周年ということで出演者の方々も素晴らしいパフォーマンスを披露してくれると思いますし、実は細かいところでのコラボも考えています。特に、日本人アーティストの間でサプライズを考えているので、新しい面白さも届けたいと思っています。海外アーティストだけでなく、日本人アーティストのステージにもぜひ注目してください」

——それは楽しみです。
「ダンスミュージックには無限の可能性があり、様々な届け方があります。『ULTRA JAPAN』はスタートから5年、ひとつの節目を迎え、今回は集大成のような意味合いもあると思っています。ただ、これで卒業というわけではありません。この5年間で青春を謳歌した方々に、ダンスミュージックの楽しさをもう一度体験してほしいんですよね。誰もが成長し、大人になっていくなか、考え方も変わると思います。そして、多くの情報が溢れる時代だけに楽しみ方も千差万別ある。ただ、『ULTRA JAPAN』で体験した楽しさを、5周年の節目にもう一度、大切な仲間とともに味わってほしい。今回のラインナップでZEDDにこだわったのもまさにそこで、彼の曲は5年前から色褪せないものばかり。それはGalantisもそう。ここ数年輝きを放ち続ける彼らをラインナップすることで、ダンスミュージックの素晴らしさ、楽しさを5周年という大事な機会に改めてみなさんにお届けしたいと思っています」

「ULTRA JAPAN 2018」は9月15日(土)〜17日(月・祝)に東京・TOKYO ODAIBA ULTRA PARKで開催

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