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まだまだ暑い夏…今年こそ観たい! 夏気分がさらに高まるTJOオススメ夏動画 10選

いつもと違う夏…だからこそ今こそ観たい自宅で夏気分が楽しめる動画をTJOがピックアップ!

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TJOが選ぶ夏動画10選!

今年の夏はフェスなし、海なし、パーティーなし、そんなちょっと淋しい2020年。
そこで、自宅にいながらでも夏気分を味わえるミュージックビデオやフェス動画などピックアップして紹介。これを観ながら残りの夏も楽しもう!

◆Harry Styles“Watermelon Sugar”

ああ懐かしき触れ合いの日々……タイトルにもなっているスイカ(Watermelon Sugar)と美女達との浜辺での絡みがレトロなタッチで描かれるこのミュージックビデオは、今年結成10周年を迎えた世界的グループOne Direction(ワン・ダイレクション)のメンバーとしても知られるHarry Styles(ハリー・スタイルズ)の楽曲。
去年リリースのアルバム『Fine Line』に収録され、今年5月にシングルカットされたこの曲は、オールディーズなファンク〜サイケ感が見事ポップソングに昇華され、どこか懐かしいレイドバックした雰囲気が夏にもピッタリ。それだけに最近の暑い日々の中でも個人的によくヘビープレイしていた。

そんなムードが世界的にもシンクロしたのか、彼はこの曲で自身のキャリア史上初にしてワン・ダイレクション時代にも果たせなかった全米ビルボード・シングル・チャート1位を獲得! ビデオの冒頭では「“触れ合う”事の出来た時代に捧げる」という字幕と共に、ソーシャル・ディスタンスとは無縁の無邪気で時に官能的な絡みをたっぷりだがご安心を。これは新型コロナウイルスが蔓延する前の今年初頭に撮影されたものだそう。ちなみに楽曲のホーン・セクションを手がけるのはChance the Rapper(チャンス・ザ・ラッパー)の“No Problem”のプロデュースなどでも知られる人気ユニットBrasstracks。

◆Kim Petras“Malibu (At Home Edition)”

一見チープに見える? いやいやロックダウンを逆手に取ったミュージック・ビデオ、むしろめちゃくちゃ楽しそうじゃないですか!

ドイツ出身にして当時最年少の16歳で性転換手術受け、トランスジェンダーの子供たちの権利を訴える活動家としても活躍していたシンガーKim Petras(キム・ペトラス)。自身でレーベルも運営し、その経歴やインディペンデントな姿勢が世界中から共感を集め、今や次世代のポップ・アイコンとして大注目の彼女がファンから集められた「自宅パーティー」な映像を編集し開催したのがこの架空のヴァーチャル・プール・パーティーだ。しかもよく見ると、ファンの映像に紛れてParis Hilton(パリス・ヒルトン)やCharli XCX(チャーリーXCX)など多数のセレブリティー達がカメオ出演するサプライズも(何人いるかわかるかな?)。
ディスコで抜群のキャッチーさを誇るこのポップな1曲は、Doja Cat(ドージャ・キャット)の“Say So”も手掛ける売れっ子プロデューサーDr.Lukeによるもので、自身も「これまで作ってきた中でも最高の1曲」と絶賛するほど。彼女は最近ではKYGO(カイゴ)の最新アルバム『Golden Hour』で“Broken Glass”に参加したりと今後の活躍に目が離せない。

◆James Hype“No Drama (feat. Craig David)”

これさえ観れば、あなたのお家もプールパーティー!
UKハウス・シーンの人気DJ、プロデューサーJames Hype(ジェームス・ハイプ)が2018年に英国人R&BシンガーCraig David(クレイグ・デイヴィッド)と共に放ったサマーアンセム。特筆すべきはこのミュージック・ビデオで舞台となっているクレイグ・デイヴィッド主催の人気イベント「TS5」。

これは若干19歳にしてデビュー作「Born To Do It」を全世界で大ヒットさせ、一躍時代の寵児となって以降も2ステップ/UKガラージ世代からEDMシーンの若者まで魅了し続けている彼が、2010年からの充電期間にスタートし、「イビザの歴史上、最も成功したプール・パーティー」と評された大人気パーティーで、2019年2月に8年ぶりに来日した際にも、この「TS5」を冠にしたショーを披露。僕も行ったのだが、1人でDJしながら自身の楽曲で歌い、ヒップホップやUKガラージ〜ハウスの名曲に自身の歌を即興でマッシュアップさせたり、ラップまで乗せるなど彼の持つショーマンシップをフルに発揮したセットで「え〜DJセット?」と思う人にこそ観せたい素晴らしいライヴだった。そんなイベントの熱量をトロピカルで軽快なパーティーチューンと共に疑似体験できるのがこのミュージックビデオ。この様子をもっと観たい!って人はSigala(シガラ)がプロデュースした彼の2016年の復帰シングル“Ain’t Giving Up”のビデオも合わせてどうぞ

◆MARTIN GARRIX LIVE ON DUTCH WATERS

開放的で涼しげ、さらにEDMで気分もアゲるならこの動画!
Martin Garrix(マーティン・ギャリックス)が5月に公開したDJセットは、なんと舞台はオランダの運河。ヨットで優雅にクルージングしながら彼のサウンドと変わりゆく運河の景色を楽しめる。さらには何隻ものボートを従えて疾走する画と空撮で映し出される美しいオランダの風景はもはや映画、スケールの大きさを感じさせてくれる。
サウンド面でもフェス負けしないガチセットでファンも大満足。7月にはベルギーの一大フェス「Tomorrowland」のオンライン開催でもCGを駆使した最先端のヴァーチャル・フェス体験を提供してくれたマーティン・ギャリックスだが、ロックダウン時期に一気に増えたDJ配信の中でもやっぱりスーパースターは規模が違うと証明してくれたのがこの1本だ。

◆88RISING“Midsummer Madness ft. Joji, Rich Brian, Higher Brothers, AUGUST 08”

レイドバックしたサウンドと夏の郷愁を思い起こさせるセンチメンタルなビデオの相性がバッチリな1本。
今や世界を席巻し続けるアジアの才能を発信するメディア・プラットフォームであり、レーベルとしても絶大な人気を誇る88rising。この曲は2018年にリリースされた所属人気アーティスト揃い踏みのポッセカットで、Joji、Rich Brian(リッチ・ブライアン)、Higher Brothers(ハイヤー・ブラザーズ)、AUGUST 08らが参加。そして、とりわけビデオでのみんな集まってのパーティー風景やツアーでのプライベートなオフショットなどが観る人それぞれが持っている「あの頃の夏」を連想させてくれる、シンプルながらも実に良く出来た作品になっている。
2019年9月にはカリフォルニアでKOHHやKeith Ape(キース・エイプ)なども参加した主催フェス「Heads In The Clouds」を大成功させ、いよいよ今年9月にはJojiが新作アルバム『Nectar』をリリース。Jojiは前作のデビューアルバムで全米R&B、ヒップホップチャート1位を獲得するアジア人初の快挙を成し遂げ、最近ではDiplo(ディプロ)とのコラボ楽曲を“Daylight”を発表したばかりでチャートアクションも含む話題性も含め、今年の後半を賑わせてくれそうだ。そしてこの夏には新たにベネズエラのシンガーDanny Oceanを迎えた“Midsummer Madness”の2020年版レゲトン・リミックスもリリースしたばかりなので今年はこれで盛り上がりたい。

◆Washed Out“Too Late”

折り重なるシンセのレイヤーにノスタルジックを感じさせるサウンドスケープ。これはまさに今年の夏のサウンドトラックになるべきアルバムでしょう。

米アトランタを拠点に活動するWashed Out(ウォッシュト・アウト)が8月にリリースしたばかりのアルバム『Purple Noon』は、地中海の海岸線からインスピレーションを得て作曲、レコーディング、プロデュース全てを自らが手掛け、どこを切り取っても清涼感と独特の切なさに溢れた1枚に。アルバムのジャケ写がまさにこの世界観を表現するのにピッタリなので見てもらいたいのだが、シングルカットされた“Too Late”のビデオもこれまた最高。こちらも先に紹介したキム・ペトラスと同じように、コロナの影響でMV撮影が出来なくなってしまったため、ファンから集められた夏を感じさせる動画を編集。動画はそれぞれが世界中のバラバラなシチュエーションのはずなのに、見事なコラージュと彼の楽曲が合わさる事で色とりどりの夕焼けの景色を中心にした情景が統一感を持ってさらに眩しく輝いてくる。このビデオの雰囲気をもっと味わいたいという人にはアルバム全編聴いてみることをお勧めします。

◆Defected Croatia 2019 | Aftermovie

仮想フェス体験するなら、こんな最高なハウスパーティーはいかがでしょう?
最近ではCalvin Harris(カルヴィン・ハリス)のLove Regenerator(ラブ・リジェネレイター)名義でのリリースも話題になったばかりのイギリスの名門ハウス・レーベルDefectedが毎年夏にクロアチアで開催しているフェス。昨年は90組以上に及ぶレジェンド級から新鋭のDJがブッキングされ、8月の木曜から翌週の火曜までなんと6日間にもわたって行われた、まさにハウスフリークにとっては地上の楽園とも思えるイベントだ。
メインステージのみならず海で浮き輪に乗りながら楽しめるビーチステージあり、ボートパーティーありで、クロアチアの美しい風景を思う存分楽しめる。そのピースフルで最高に盛り上がる雰囲気はアフタームービーを何度も見返したくなるほど素晴らしい。今年は残念ながら開催されず来年に持ち越しになったが、機会があればいつか生で体験してみたい夢のフェスの1つ。

◆San Holo @ Digital Mirage (world’s first ever slow motion DJ set, massive % boost guaranteed ↑%)

こちらは一風変わっていながらも夏のレイドバック感という意味では、めちゃくちゃハマる動画。今年の4月に開催されたオンライン・フェスティバル「DIGITAL MIRAGE」に出演したSan Holo(サン・ホロ)のセットは、なんと世界初のスローモーションDJ!?
Marshmello(マシュメロ)に代表されるようなトラップ・ビートにポップでメロウなメロディーが合わさったジャンル「フューチャーベース」シーンの担い手として注目されつつ、その多様な音楽センスで最近では自身の演奏するギターなどの生音と打ち込みでビート・ミュージックの新しい可能性をどんどん広げているサン・ホロ。そんな彼が提案したスローモーションDJは、発想の奇抜さにまず目を奪われるが、よくよく聴いていくとサン・ホロの音楽性に見事にリンクした表現で、90年代のヒップホップシーンで生まれた楽曲のピッチ(スピード)を極端に遅くし、その独特の酩酊感を楽しむカルチャー“チョップド&スクリュード”にも通じる高揚感とトリップ感が楽しめる。

なかでも僕のお気に入りは動画の中の32分頃、Porter Robinson(ポーター・ロビンソン)“Get Your Wish”とSoulja Boy(ソウルジャ・ボーイ)のヒップホップ“Pretty Boy Swag”のマッシュアップ。まさにチョップド&スクリュードの2020年的解釈とも呼べるような最高のアイデアではないか! また、スロー再生されるサン・ホロのパフォーマンス映像も音と相まって不思議なチルさを与えてくれる。ちなみにYouTubeで再生速度を2倍にすると多分実際にはこうやって撮っていたんだなと思える映像になるが、曲の速さ、動きから考えるとなかなかタフな撮影だったのかも(笑)。

◆Meadows in the Mountains Music Festival

この記事を書くにあたって世界のフェスを調べていたら、「これは行ってみたい!」と思うものを発見!
ブルガリアの山の中で行われる「Meadows in the Mountains」は2011年から開催されているフェスで、昨年は6月初旬の木曜から月曜の4日間に渡って開催。このフェスではDJやアーティストによるパフォーマンスだけでなく、ヨガやスピリチュアルをテーマにしたワークショップなど音楽以外のコンテンツも充実しており、ヨーロッパのベスト・フェスの1つにも選ばれている。なかでも度肝を抜かれたのがライジング・ステージなる四方を山に囲まれた会場の動画!

DJブースの後ろには標高高い山に一面の雲がかかり、その先に夕焼け(朝焼け?)が輝いているというこれ以上ないぐらい幻想的な風景が。この中で浴びる80年代のニューウェーブバンドTalk Talk(トーク・トーク)の名曲“It’s My Life”の高揚感たるや。こちらも今年は開催を断念し来年に延期されたので夢とも現実ともつかないフェス体験をしたいあなたはぜひ。

◆FKJ live @ Salar de Uyuni in Bolivia for Cercle

最後は、これまた夢の世界に入り込んだようなライヴ動画。驚くべきは何よりもそのロケーション!
そこは南米ボリビアの絶景の1つとしても世界的に有名なウユニ塩湖。平らな湖で降った雨が流れず、そのまま大地に薄く膜を張ることで、空の景色を湖面に映し出す神秘的な現象が「天空の鏡」と呼ばれている。そんなウユニ塩湖のど真ん中でライヴをしたのがフランス出身で、ここ日本でも絶大な人気を誇るプロデューサーでマルチプレイヤーのFKJ。

R&B要素も含んだメロウさとエレクトリックなギミックがブレンドされた洗練したグルーヴで人気を博す彼の作品にも共通する流麗な景色をバックに繰り広げられるライヴは、多重録音で自身でサックスまで含む全ての楽器をその場で演奏。90分に及ぶ幻想的な時間をその映像とともに飽きることなくたっぷりと堪能出来る。しかも、夕方前のタイミングから始まり、時間の経過とともにウユニ塩湖もその風景を変えていき、終盤の夕焼けをバックにした演奏は、それはもうため息が出るほどの美しさ。なお、この配信を行っているプラットフォーム「Cercle」は他にも著名DJ陣がエッフェル塔やイグアスの滝、さらには日本の白馬スキー場など世界の絶景で行ったDJやライヴ映像をアップしているので、この夏、外に出れないあなたの妄想パーティー体験にうってつけ!

以上、これで今年の夏も淋しくない!
今回紹介した動画は僕のYouTubeチャンネルでも一気に観られるようまとめたので、そのままテレビに繋げてパーティーするも良し。また、Spotifyプレイリスト「TJO Crates」でも紹介楽曲を追加したので合わせて楽しんでください。これからも面白い動画どんどん紹介していきたいと思います!

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